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立体的に

ダンボールは元を正せば板状の厚い紙で、組み立てて箱状にすることで立体的な形になっていますが、どこから折り曲げても良いというのではなく、ダンボールを組み立てやすいように筋が入っています。

この筋が入っていることによってきれいにダンボールが折れ曲がり、時間をかけずに素早く立体的な形に組み立てることができるのです。

この筋状の折り線のことを罫線と呼んでいますが、この罫線はきちんとダンボールの組み立て後のサイズから計算して入れられていますので、組み立てた箱が歪な形になるようなことがないようになっています。

特にフルートと呼ばれる波状の中芯の厚みがあるダンボールではその計算がないと、箱がうまく立体的な形にはなりません。

罫線はどの部分に入れるかという計算の上で位置を決めておけば、機械で簡単に筋を入れて、罫線を作ることができます。

四角い形のダンボールだけではなく、ショップのディスプレイ用のダンボールにもこの罫線が入っていて、スピーディーに組み上げることが可能になっています。

罫線に沿って組み立ててしまえばたちまち立体的になり、必要な役目を充分に果たすことができるダンボールですが、使わなくなれば簡単に畳んで省スペースでしまっておくことができます。

立体的にして使用する時と、畳んで省スペースにした時とのギャップがダンボールの特徴でもあります。

箱型のダンボールに罫線を入れる時には、ダンボールの内寸でどのくらい必要なのかを把握した上で位置を決めるようにします。

罫線で折り曲げる位置によって、容量が変化してしまうこともありますので、ダンボールに収める品物が決まっている場合には特に内寸には注意が必要です。

開いた状態のダンボールのどこに罫線を入れるかによって、箱を組み上げた時の大きさが違ってきて、細長いダンボールになったり、どっしりとしたみかん型に近いダンボールになったりもします。

無意識に折り曲げている罫線ですが、ダンボールが使用されることを充分に考えられて付けられているものなのです。

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